「CR ウルトラセブン2」から客が飛んだ理由
土曜と日曜日以外は「CR ウルトラセブン2」から客が飛び始めました。理由は何でしょうか?探ってみることにします。
分かりやすいですね。
1. スペック以上に「通常」当りが多い中、やっとの思いで「確変」大当たりして「ウルトラセブンRUSH」に入ったにも拘らず、て「2R通常」引いて「カウントダウンモード50回」という展開です。
これが続くと継続して打つのが嫌にります。
2. 連チャンするときは結構な割合でするので、気持ちよくバトルを楽しめます。「 Pフラッシュ」や「AIR VIBE」の一発告知を感じながら非常に興奮して連チャンできるので、射幸心はあおられます。
ただそこまでの道のり、つまり通常時の大当たりがあまりの「強」予告と「強」リーチでないと当たらないため、今起きているこの演出では大当たりしないと結果を待たずして、打ち手が分かってしまう点です。
3. 保留変化をたくさん出して打ち手を引き付ける作戦です。保留4回転以下で1回以上も保留変化することがあります。「緑」や「紫」は少し期待してしまうのでそれが「狙い」です。「青」保留はガセと思っていいと思います。
この台の「緑」や「紫」保留は、他機種の「青」から「緑」保留までの信頼度です。アツいように見えてよく騙されます。「赤」保留でやっと「土俵」に上がった程度です。「赤」保留でもそんなに期待できないと言い切ってよいと思います。
4. 「強」予告についてですが、「赤」系がいくら派手に出ても大当たりしないところです。例えばセブンチャージ「赤」止まりとか、タイトル「赤」、「赤」テロップ、「赤」カットインは、大当たりどころか、外れることの方が多いのです。
こういった予告が「金」系で始めて「土俵」に上がった程度です。
5. 3大注目ポイント予告の信頼度が低い。一つ出れば、33%なのがメーカー発表です。その通りどころか、それ以下です。そこはまだ我慢できても、2つ絡んで外れるのは許せませんよね。そんな演出ならないほうがマシです。
3つ揃えば大当たりということで射幸心をあおっているわけです。1つで簡単に大当たりすることの方が、打ち手のお客を遊技台から離さないテクニックだと思います。
パチンコの大様「CR 海物語」は「魚群」の信頼度が、50%もないのに大当たりに絡みます。そして他の予告が複合しなくても「魚群」だけで当たります。
「魚群」出現時の「期待」はその日のピークを迎えます。そして期待を裏切らないから、打ち手は台を離れないのです。
6. 他の予告についてです。
タイマー予告
期待しがちですが、「赤」色とかロングもしくは「追加タイマー」がないと、何でもありません。
雷雲モード
「ウルトラ雷雲モード」しか期待できません。
SOSモード
「雷雲モード」程度です。「ウルトラ雷雲モード」にかないません。
アイスラッガーゾーン
チャンスモードの中では一番出にくいモードですが、「ウルトラ雷雲モード」にかないません。
セブンチャージ
「赤」以上のみで出来れば「金」
大当たりが期待できるもの
・ハイパーセブンフラッシュ
・アルティメットハイパーセブンフラッシュ
・「金」カットイン
・ウルトラチャンス
・群予告
・ゼブラ柄
出玉力をはあるのですが、だいたいよく出て1万発で普通のミドル機と遜色ないことになります。
確変中の演出も問題で「ウルトラバトルモード」では、ウルトラセブンがキックしてても「青図柄テンパイ」ならも負ける可能性が「大」というのも非常に嫌な演出です。
「激闘モード」はもう「危険」からキングジョーが出てきたところでお客はがっかりするわけですね。こういう嫌になる演出を何故、敢えて出してくるのが不思議でしょうがないのです。
いくら継続演出があったにしても必ずこれで「カウントダウンモード」に以降して確変が終了することは決まってます。
キングジョーを見るだけで嫌になるって言うのがちょっとメーカーさんの開発ミスだと思うのです。
やはりパチンコが「嫌になる」ということは「客飛び」するということです。そんな演出など気にもせずに連チャンだけを楽しみたい人なら問題ないと思います。
それでも多くの人はやはり「強」予告+「強」リーチ」でここまで行けば当たるだろうという希望をもって遊戯しています。
ホール導入前にメーカーさんが芸人さんやライターさんを使って試打動画を上げていましたが、これだけの演出が必要なのか非常に疑問に思っていました。
「この台は飽きられるのが早い」と一番最初に思ったことです。そしてそれが現実化してると思います。
メーカーへの希望
そうしましたら、例えばこの「CR ウルトラセブン2」は どういうふうに開発されればまだ「客飛び」がもう少し、遅くそして長寿台になったのか、私の取り巻きのパチンコの常連や友達の意見を交えて解説したいと思います。
まず一番大事な事は、「CR ガンツ」のほほ焼き直しと考えて良いと思うところです。 「CR ガンツ」の良かったところは、初当たりで16R確変が引けたというところにあります。
先ほども申しましたが、初当たりが「7」でも4R確変止まりでバトルに負けると2R通常では、ほぼ出玉なしなので小当りラッシュを入れても1000発前後の出玉では、当然に「客飛び」します。
「CR ガンツ」のように初当りで16Rを引ければ、すぐにバトルが終了しても、お客は継続して遊戯をします。
後は演出面ですが、「王道当り」が厳しすぎます。唯一、KYORAKUのお家芸の三択を増やした「ウルトラチャンス」は当たりやすいので、打ち手のイメージが良いことになっています。
次回も希望が持てるという演出ですね。「ウルトラチャンス」での決戦リーチなら外れても納得で、「ウルトラセブンATTACK」なら期待度MAXになります。
後は「金」+「金」系絡みがないと当たらないのは非常に問題です。「赤」だけでも頻繁に大当たりを引けると打ち手はある程度のリーチなら期待できるということです。
「ゼブラ柄」は確かに「大当り」に絡んできます。「金」系より、「ゼブラ柄」のほうが上のはずですから、もう少し「大当り」期待度を高めるのなら、「金」系なしで「赤」だけで良かったと思います。
メーカーさんには悪いですが、いらない演出もたくさんあると思います。パチンコは出玉が勝負です。
「小当りラッシュ」のためにいろいろな犠牲があるなら、「小当りラッシュ」を止めればいいと思います。現に他メーカーでは、ほぼ搭載されていませんよね。
ですので通常時に16R確変を入れて、なおかつ通常当りをバカにせず、「CR 冬のソナタ Remember」のように16R通常当りに時短を100回転つけるとお客は継続して遊戯すると思います。
たまであっても、時短中に大当たりを引き戻すことは、パチンコの醍醐味です。
今回は「CR ウルトラセブン2」を通して、今後のパチンコ台に対しての希望と思っていただければよいと思います。
他メーカーでもスペック的にも演出的にもひどい台を世に送り出していると思うものもたくさんあります。そういう台は当然に「客飛び」します。
それでもトータル的な話になると、スペック以上の出玉力がパチンコの世界のすべてだと思います。
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