パチンコホールでの停電の原因と復旧時の問題点とは

パチンコホールの停電

パチンコ遊戯をされていて、突然の停電でホールが真っ暗になったことを経験されている方が多いと思います。私はビル・メンテナンスの仕事をしているので何故、停電になるのか説明したいと思います。

一番多いのは、外で雷が鳴っている時ですね。原因は電力元の変電設備に落雷したことがほとんどです。一般家庭と同じです。

パチンコホールで照明は点いているのにパチンコ台だけが停電することも良くあることです。照明とパチンコ台が停電して空調機が動いているとか、すべてが停電することもあります。

来場型の店舗には、駐車場や屋上にキュービクルが設置されていることが多いので、無意識にご覧になっている方も多いとは思います。

キュービクル(自家用電気工作物)とは変電所(発電所)から送られてくる6,600V(ボルト)の電気を100Vや200Vに変圧する受電設備のことを言います。

たくさんの電気を必要とするオフィスビルや商業施設などに設置されています。

簡単に説明すると、100V、200V、6600Vは種類が異なります。

V(ボルト)は電圧を表す単位です。変圧とは電圧を変更することですから、キュービクルは6600Vを200Vと100Vに変圧するために設置されています。

ある一定のライン(電気の使用量)を超過するとキュービクルの設置義務が発生します。

そして、この高圧需要家と低圧需要家の境目となる基準が50kw(キロワット)となっております。

この50kwを超過する電力使用が見込まれる場合、基本的に高圧電力を使用することになります
引用:>保安点検ドットコム運営会社株式会社オルテ

説明が長くなりましたが、照明もパチンコ台も動かないときは単相100Vのトラブルで配電盤内の漏電ブレーカが落ちているのです

照明はついているのにパチンコ台だけ動かない場合は24Vの漏電ブレーカが配電盤内で落ちたということです。

この時、エレベータや空調機が作動していれば、単相100Vのトラブルかパチンコ関係の24Vのトラブルです。どこかで過電流が流れているのです。機器、配線のショートもしくは断線です。

24Vはパチンコ台だけで、配給システムはモーターを使うので三相200Vのはずです

エレベータや空調機が停止していれば上記のキュービクル内の200Vのブレーカーか動力配電盤内の漏電ブレーカが落ちているはずです。

動力関係の過電流が原因です。エレベータ、空調設備の配給システムの過電流が原因です。

一般家庭では冷蔵庫、エアコンを使用している部屋で、ホットプレート、電子レンジ、掃除機を使用すると1部屋だけ停電することがありますね。

これは1回線に高負荷がかかり、過電流になって漏電ブレーカが落ちてしまうのです。

いきなり、ブレーカだけ上げてもすぐに停電しますから、後から繋いだ機器をコンセントから抜いてからブレーカを上げないといけません。

話がとても長くなりましたが、古いパチンコ台は停電になると確変も終了して、ホールとお客がトラブルになったことが多々ありました。

そういう理由で現在の台は常にバックアップを取っているので停電になっても遊戯を続けて出来ます

但し、確変中の場合は大当たり中に?ラウンドまでは復旧できないので確変が継続する程度です。ROMクリアーしない限り通常時になることはありません。

確変中の画面も元の画面でなく、変な演出になっているかもしれません。台をカスタマイズされているとリセットされるかもしれません。

「CRガンツ」や「CR必殺仕事人5」なら確変中の超小当たりラッシュがなくなる可能性が高いです

出玉が消滅したときに、変な言い訳がなく、保証してくれるホールで遊戯をしたいものですね。

電気のことを知っていてもパチンコの大当たり抽選システムの攻略はたぶん、一生出来ません(笑)

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