すぐ役立つに糖尿病の運動療法について

糖尿病の 運動療法

運動不足や 肥満は身体のインスリンに対する感受性の低下をもたらすと言われています。よって、運動療法により肥満を解消することは、糖尿病の治療そのものであると言えます。

その他にも様々な効果が期待できますが、それには長く続けることが 必要になってきます。自分に合った方法を見つけ日常生活にうまく取り入れてください。

運動療法のもたらす効果

糖代謝にもたらす効果

・運動により血糖が下がります( 急性硬化)
・インスリンの働きを良くします(慢性硬化)
・細胞に糖を取り込むタンパク質(GLUT 4)が増えます(慢性硬化)

脂質代謝に対する効果

・肥満の予防と改善
・ 血中脂質の正常化(コレステロール、中性脂肪など)

動脈硬化の予防

生活の質 体力の向上

運動療法が 関様にならない状態とは?

・運動は 全ての方に効果的ではありません。 関節障害、狭心症の誘発、合併症の有無により実施できない場合があります。

・運動開始にあたっては 医学的チェックを行い、医師からのアドバイスを受けてください 。

運動ができない状態

・ケトアシドーシスの状態
・血糖コントロールが極めて不良の状態(空腹時血糖が 250mg /dl以上)
・増殖性網膜症が診断された場合。
・進行性の腎症
・重度の神経障害
・その他の疾患で医師に運動を中止するように言われている時

このような疑いがある時は 主治医の指示に従ってください。

糖尿病の 運動療法として 役立つプログラム

①運動の種類

歌詞の筋肉をよく使い、長時間持続できるものが理想です。ウォーキング、自転車、水中歩行などがあげられます。

②実施頻度

一回のトレーニング効果はその後3日間持続されると言われています。よって週2回が効果を持続させる最低の回数と言えます。毎日できる方はより効果的ですが、 週に3〜5回が適当と思われます。

③運動の強さ

自分が最大に行われる強さを 100%とすると、その強さの 40〜60パーセントくらいのところで行います。
この強度に対する心拍数の目安を表に示します。

  心拍数 (40〜60%強度)
20〜39歳 110〜135拍/毎分
40〜49歳 105〜130拍/毎分
50〜59歳 100〜125拍/毎分
60歳以上 100〜120拍/毎分

運動中に感じるきつさも目安になります。楽である・ややきつい感じる強さが適当です。

④継続時間

・運動習慣が無い方は 10から15分から始めてください。
歯科氏運動を開始して 15分目くらいから体脂肪が分解されそれを燃料として 主要し始めるので肥満解消には 時間を延ばすとより効果的になります。

疲労感も考えると 15から60分くらいが適当と思われます。
厚生省が定めている理想運動時間は1週間に180分 とされています。

⑤実施時間帯

食後60分から 90分ぐらいが理想的

この時間帯に運動すると運動で使われた分だけ食後の血糖上昇を抑えることができます 。また低血糖を起こしにくい時間帯とも考えられます。

食直後の運動は 消化吸収のために 内臓に集まる力血液が 筋肉に流れてしまいます。よって消化吸収を妨げることになるため、30分位の休みは必要です。

早朝や深夜の運動は避けた方が賢明

朝起きてすぐは、目は覚めていても身体はすぐには活動耐性に入れません。起き抜けではなく、 時間を付け少し開けて始めましょう。その間に寝ている時に失われた水分補給や捕食をすることも考えてください。

反対に、深夜の運動はせっかく休み欠けた神経と身体を運動によりまた興奮させてしまい 寝つきが悪くこともあります。
人間の身体が持っている活動と休養のリズムを 大切にすることが必要です。

しかし理想的な時間に運動できる方は多くありません。 運動の効果は血糖を下げることが全てではありません。 運動を継続し、筋肉や脂肪組織でのインスリンの働きを良くすることが最終目的です。
自分のライフスタイルに合わせ、無理なく実施できる時間帯を見つけてください。

運動を行う上での注意点

①運動は楽しく行う

・強制されて嫌々行う運動は、実施する人にとっては一種のストレスになります。

このような 運動は長続きしないばかりか ストレスホルモンの働きにより 血糖や血圧のコントロールを悪くすることさえ考えられます。運動の効果を理解し 、爽快さを感じながら楽しく行ってください。

②体調の悪い時は休むこと

③運動この環境に注意

・真夏や冬など 気温が極端に違う時の温度はかえって体にとって負担になることがあります。( 脱水や血圧上昇など)
・血糖の変動傾向や 水温の変化など 総合的に考えることが必要です。

④運動に適した服装で

・体重を落とすために厚着をしすぎたり、通気性のない服を着ると確かに汗が出て水分が失われ体重は減ります。しかし実際は、減らさなければならない脂肪はあまり燃えなくて、疲労感により運動量は減少します。

・気候にあった通気性の良い服装で運動しましょう。

⑤運動に適した靴を履く

・かかとの部分かしっかりと包み込まれて指先にゆとりがある靴を選びましょう。

・着地するかかとの部分が ショックを吸収し、安定感があることも確認しましょう。

⑥水分は十分に補給

・体重を減らしたい為か、 運動で汗をかき、喉が渇いても水分を取らない人がおられます 。脱水状態になると血液の粘り気が強くなり血液の固まりもできやすく、 血管が詰まりやすくなってしまいます。 また、血液の濃縮で 一時的に高血糖になる危険性もあります。

・特に高齢者では 脱水状態でも自覚症状が乏しいため、汗をかいたり、喉が渇いてなくても水分をとるように努めることが大切です。

⑦薬を内服されている人はブドウ糖を携帯



※病院からいただいた資料で編集しています。

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運動量が多いと血糖値が予想以上に下がる

本日のデータ

本日の血糖値と食事に合わせたインスリン注射量です。
インスリン量(単位)

下血糖値mg/dl 朝食前 昼食前 夕食前 夕食前または眠前
〜100 7 8 9 12
100〜150 8 9 10 13
150〜200 9 10 11 14
200〜250 10 11 12 15
250〜300 11 12 13 16
300〜350 12 13 14 17
本日のデータ(朝食前血糖値を解かりやすくするため、昨夕からとします)

・今朝も体調不良で寝込んでいまして起きたのがごご1時で朝食抜きでした。

・昼食前は起き掛けですが、高い血糖値でした。

・夕食前はたぶんインスリン注射が効いていないと思います。1型糖尿病の宿命です。

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2017-04-23 血糖値 食事 インスリン注射量 ランタス
昨夕時 180  親子丼、味噌汁 10 14
 今朝時        
今昼時 178 食パン2枚、サラダ、ヨーグルト

11

 
 今夕時 373 ハヤシカレー、サラダ 15 18

※スマホを縦向きで見ると表と写真がうまく表示されないので横向きににかえてみてください。

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