ビル・メンテナンス業の零細企業の厳しい経営

糖尿病の会社経営者

恥ずかしながら二会社を経営しておりますが零細企業なので、人材不足です。一人分の給料を出すとたちまち、赤字転落という厳しい経営状況です。ですから私も休みなく現場に出向いているわけです。

私の周りの関係会社も本当に似たような状況で、バブルがはじけた後、リーマンショックの追い打ちで価格競争が厳しくなり、利益率が下がって経営悪化のワンパターンです。

単価を上げると仕事が飛ぶわけです。

私が行っているビルメンテナンス業は、一度設備投資すると割と長年使える機械類が多いので利益率そのものは高い仕事です。昔はそれなりに儲かったわけです。

きつい、汚い、危険を絵に描いた3Kの仕事ですから人材確保も大変です。

大義で掃除屋さんですが、私の会社は水道、電気の設備もしておりますので何でも屋感覚です。製造業ではありませんから、一人が一日でいくら利益を上げれるかの勝負なのです。

見積金額も主にそこに重点が置かれます。人材派遣業とよく似ています。こういう会社は経費の占める割合がほとんど人件費なので、地代家賃や車、機械類の経費捻出が大変です。

それと下請け業が主ですから、元請けが仕事を失うと共倒れ必至です。

取引金融機関も信用金庫が主です。バブルがはじけてからプロパー貸しがほぼなくなりました。金融機関は保正協会等のおかげでリスクがほぼなくなりました。逆に言うとプロパー貸しの冒険もできなくなったわけです。

プロパー貸しと言いましても社長等個人保証と土地建物の担保と連帯保証人を取っているわけです。

実際会社が倒産すると競売等の手続きで時間はかかりますが、元本どころか金利まで回収できれば、何のリスクもない訳ですね。日本の銀行等、金融機関はこの担保と個人保証、連帯保証人のおかげで儲かる商売をしてきたのです。

現在は都市銀行は合併を繰り返して儲かる金融機関ではなく、潰れない金融機関を目指しているのです。都市銀行レベルが個人のカードローンを推している理由は金利がべらぼうに高いからです。地方銀行も同じです。

利息制限法のおかげで消費者金融が風前の灯火です。商売もダメですから、個人のカードローンにすべての金融機関が走るわけです。

地方銀行と信用金庫は地元密着型ですから生き残ってこれました。しかし、この個人保証と連帯保証人がなくなるこの先は厳しい状況が訪れます。

納税者しかお金の借り入れができなくなって久しいです。おかげで非納税者は大変な毎日を過ごしていることを多くの人が知りません。税金を払わない者は食うべからずということです。

信用金庫が危険にさらされると私達、零細企業も困ることになるので他人ごとではなく、真剣に考えていかなくてはなりません。

このようなことがあって貧富の差はどんどん広がっていきます。貧困は犯罪を生むわけです。お金に困っていない政治家ではこの先のこともわかりません。

また、後手に回ってアメリカの二の舞なのは、私達零細企業の経営者のほうが分かります。

ビルメンテナンス業は泊りで旅行すら行けない3K業種

本日の血糖値と食事に合わせたインスリン注射量

インスリン量(単位)

本日のデータ(朝食前血糖値を解かりやすくするため、昨夕からとします)

・昨夕の食事の摂取カロリーが低いのが分かります。今朝の血糖値は１型糖尿病にすれば低すぎました。

・本日は午前中、軽作業でした。昼食前の血糖値は高かったです。食前の血糖値が低いとインスリン注射量も少ないので次の食前は運動していないと必ず高血糖です。インスリンを多く打つと低血糖になりますから、調整が難しいのです。

・午後からはデスクワークなので、食前の血糖値は高かったです。