母の想いと子供の想いとは他に例えようのない愛情なのか

男の子を生むことだけを役割にしている家系

このようなとんでもない家系がたくさんありますね。私の母は長男の元に嫁に来ましたので、男の子を産むことが今となってはひどい話ですが、義務とされていた時代です。

その中で一番最初に生まれてきたのは、大家族の思いとは裏腹の長女でした。長女には申し訳ないですが、生まれるまではみんながワクワクしながら待っていたので女の子でがっかりされたのは事実だと思います。

古から大家族には「跡継ぎ」が重要視されていましたから、女の子が生まれるとあまり喜ばれないのが確かなことです。かわいそうにそういう中で姉たちは育ってきました。まだ長女の方は一番最初に出来た子と言うことで可愛がられたとは思います。

次は2番目の子に期待されますが、次女が生まれてきました。かわいそうにがっかりさせられたって言ったら本当のことになるでしょう。

もちろん次は3番目になりますが、3番目の三女は本当にもうかわいそうなのですが、喜んでもらえなかったと思います。

母にも本人にも何の罪もない訳ですが、酷い話です。母は生きた心地がしなかったことでしょう。

「女の子だからこんなに残念がられたよ。」みたいなことを母親とか父親から聞かされたらがっかりするでしょうね。他の姉弟も聞かされてきましたから、ショックだったと思います。

嫁いで行った娘を思い、悲しみに暮れる母

それでも歳を重ねるといろいろなことがあって姉たちは順番に嫁いでいくわけですね。長女から順番に嫁いでいくのですが、長女はわりと早くに嫁に行くことになりまして、父親も母親も非常に喜んでいたようでした。

無事に挙式を終えて家族が自宅に帰ると予想外のことが起こりました。何かと言いますと母親がその日の夜から、毎日泣き崩れて、「○○子、何もしてやれなかった」「○○子、私が速くお嫁に行きなさいと言ったばっかりに悪いことした。」 「○○子、寂しい」と朝から晩まで一週間以上同じことをそして長女の名前を連呼して泣きじゃくるのです。

私達、姉弟は正直なところ驚きました。母親の子供に対する思いがこれほどのものかとその時思いました。それでも残っている姉弟たちにとっては、毎日泣かれてもどうしたらいいかわからないのです。姉たちがなだめても、効果はありませんでした。

「もういい加減にしてくれ」みたいなことを私が言ってしまったと思います。今から思えば、非常に悪いことをしたなと思います。この事を長女に話すと 本当に涙を浮かべて、しみじみ喜んでくれます。これが親と子の絆かなとつくづく思います。

さてそんなこともありましたが、しばらくして婚期を逃していてた次女が嫁ぐことになりました。その時は次女が嫁に行く気があまりなかったのも確かだと思います。母が「嫁に行かない」次女をぼやき続けていました。

「縁」があってようやく嫁ぐことになったのですが、少し遠方に嫁ぐことになったのです。それでも母親はようやく嫁ぐことになった姉を見て喜んでいたと思います。

母が非常に頭を悩ましていた娘ですので、今回は簡単に送り出したと思ったのですが、挙式の後自宅へ戻るなり、泣き始めて長女の時の再現です。もう本当に毎日、今度は「○○子、何もしてやれなかった」「○○子、私が年だから早く嫁に行ったのが悪かった」「○○子、寂しい」と長女の嫁いだ後と同じことの繰り返しです。

何とも言えなかったですね。本当にはっきり言って嫁に行かない次女を恨むぐらいの感じがありましたので、そのギャップの激しさはちょっと異常でした。

それでも時間が経つとなんとか過ごしていたのですが、次は三女が控えていました。次女が嫁ぐのが遅かった影響で、少し婚期を逃していたのですが、「縁」がありまして嫁ぐことになりました。

書かなくても分かりそうなものですが、挙式から自宅に戻って、早速その夜から 長女と次女の時と同じ事態が起こります。「○○子、何もしてやれなかった」「○○子、もう少し家にいれば良かったのに」「○○子、寂しい」の繰り返しでした。

三女も少し離れたところに住むことになったので、会えなく寂しい思いがあったようです。同郷に住んでいるなら思いはまだマシだと思ったのですが、やはりすぐに会えない場所に嫁ぐということは母親としては言いしれない寂しさがあるようです。

この事を3人の姉に話しますと全員が涙を浮かべて、母親を思い出しているようです。親と子の絆は、計り知れないものがあります。その後は私一人長男が残ったのですが、嫁に行くわけではないので、母が悲しんだかどうかっていうのは父親にも尋ねたことがないので分かりません。

それでも実家を出ましたので同郷ですが、同じ家に住んでいない寂しさっていうのはあったと思います。私はやっぱり30何年間も両親と一緒に住んできましたから、私もとても寂しかったですね。

結婚式の前日の寝る前は何の挨拶も両親にしてなかったですが、かなり寂しい思いをして結婚式に出かけた覚えがあります。

その後に母親が病気で亡くなってしまうわけですが、3人の娘も私も人生において最大の悲しみを味わいました。本当に悲しかったです。姉たちは未だにそれを引きずって母親を思って泣く日があるといいます。

胸が詰まる思いががします。それほど母親はかけがえのない存在で母親にとっては子供がかけがえのない存在なのですね。人に限らず動物でも同じだと思いますが、母親という存在は自分の母にしてもらった恩恵を同じように我が子に手向けます。

母親ばかりのことになっていますが、父親に対して申しわけないように思いますが、どうしても子供はかけがえのない存在が母親だということは事実です。自分が父親になれば良く分ることです。

母親が言っていたように「あれをしてやりたい」、「これをしてやりたい」という思いが家族なのですね。それを受け継いで姉たちが弟の私のことを気にかけてくれることは非常にありがたいことです。

姉が私のことを思って色々してくれることは心強いものがありますし、そういうことがあって人は生きていけると思います。姉弟としてこれからも年取っても助け合って仲良く生きていけたらなとつくづく思います。

還暦祝いのラルフローレンの赤いブリーフ

明日から始まるCMが「母の想い」

この記事を書いた翌日、何気に他人のブログを見ていると今回のタイトルとよく似たCMが7月21日から始まるというのです。

頑張る娘に想いを込める母の姿を描いています。普通に関西電力のCMだったのですが、私の誕生日と同じ日に始まることと、「母の想い」「子供の想い」のことを偶然に記事したことで、TVのCMで見れると思いますが、You Tubeの動画を埋め込んでおきます。

動画は削除されました。

テレビドラマの「渡る世間は鬼ばかり」でいじめられていた亡き母を思う

本日分の血糖値と食事に合せたインスリン注射量です。

インスリン量(単位) 3月20日より。

下血糖値mg/dl 朝食前 昼食前 夕食前 夕食前または眠前
〜100 8 9 10 13
100〜150 9 10 11 14
150〜200 10 11 12 15
200〜250 11 12 13 16
250〜300 12 13 14 17
300〜350 13 14 15 18

朝食カロリーが600kcl、昼食カロリーが700kcl、夕食カロリーを700kclを標準にしてインスリン注射量を決めています。
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本日のデータ(朝食前血糖値を解かりやすくするため、昨夕からとします)

・昨夕食:冷麺、エビチリソース。

・朝食前血糖値は高く、200mg/dlでした。
・朝食抜き:食パン1枚、サラダ、ヨーグルト(オリゴ糖スプーン1杯)

・昼食前血糖値は少し高く、162mg/dlでした。
今日も一日中、暑い中での点検作業でした。
・昼食:中華丼。
午後からは、点検作業でした。

・夕食前血糖値は高く、270mg/dlでした。午後2時頃に低血糖になり缶コーヒーとお菓子を捕食したら、高血糖になりました。
・夕食:冷麺、エビチリソース。インスリン注射量は1単位多く打ちました。

2018-07-19 血糖値 食事 インスリン注射量 ランタス
昨夕時 190 鶏の唐揚げ定食 14 16
今朝時 200 食パン1枚、サラダ、ヨーグル ト 10  
今昼時 162 中華丼 11  
今夕時 270 エビピラフ、ポタージュスープ、サラダ 14 17

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