神経障害
血糖値の高い状態が続くと神経障害が進んで足の感覚が鈍くなり、怪我や火傷をしても気づかす放置してしまいます。
また足の動脈硬化のために、足先まで血流が悪くなり、足の細胞に必要な栄養や酸素が行き届かず、怪我が治りにくくなります。
水虫や細菌などの感染に対する抵抗力が低下し、感染症が進み、化膿しやすくなります。
指先の切り傷や化膿がもとで細胞や組織が死んでしまうことを壊疽といいます。
対策:フットケアー
・日頃から足をよく見て手入れをします。傷や火傷、水虫、タコ、皮膚の変色、足の変形をチェックします。
・足をいつも清潔に保ちます。毎日の入浴時に足の裏や指のあいだを丁寧に洗います。皮膚が乾燥しやすい人は皮膚科で塗り薬をもらいます
・爪は深爪や指を切らないように正しく切ります。出来れば爪切りよりやすりを使うことを病院では強く勧められます。巻き爪は危険なので専門医に観てもらいます。
・普通人では考えられませんが、砂浜を素足で歩くこともできません。こたつ、携帯カイロはやけどの原因になるので気を付けます。
・通気性の良い素材で締め付けない靴下を履きます。
・つま先に余裕があり、違和感のない靴を履きます。
足の壊疽になると生涯、治らないことを覚悟しないといけません。今は大丈夫だと考えずに上記のことをすぐに実行しましょう。
※病院からいただいた資料で編集しています。
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糖尿病患者は口の中も特別注意が必要
本日の血糖値と食事に合わせたインスリン注射量です。
インスリン量(単位)
下血糖値mg/dl | 朝食前 | 昼食前 | 夕食前 | 夕食前または眠前 |
〜100 | 7 | 8 | 9 | 12 |
100〜150 | 8 | 9 | 10 | 13 |
150〜200 | 9 | 10 | 11 | 14 |
200〜250 | 10 | 11 | 12 | 15 |
250〜300 | 11 | 12 | 13 | 16 |
300〜350 | 12 | 13 | 14 | 17 |
本日のデータ(朝食前血糖値を解かりやすくするため、昨夕からとします)
・昨夕、インスリン注射量をが多かったにもかかわらず、高い血糖値です。
・昼食前も現場作業だったのにもかかわらず高血糖値です。
・昼食を控えたため、夕食前の血糖値はデスクワークの割に良い値です。
2017-04-13 血糖値 食事 インスリン注射量 ランタス 昨夕時 415 醤油ラーメン、焼き鳥、ご飯半膳80g 15 18 今朝時 219 食パン1枚、サラダ、ヨーグルト 10 今昼時 334 カップ麺、サラダ 15 今夕時 104 ドリア、スープ、サラダ 10 13 ※スマホを縦向きで見ると表と写真がうまく表示されないので横向きににかえてみてください。
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