糖尿病患者の隠れるようにタイミングを計ってインスリン注射をする虚しさ

私も友人も同じですが、糖尿病患者でインスリン注射をしている人は、人前では注射をしないようにしています。隠れてしているのです。何故でしょうか?

私は１型糖尿病なので罪悪感は全くないのですが、家族か知り合いの前以外は注射しません。

糖尿病という病名が世間に疎外感があります。読んで字の如くとはこのことですが尿がいけません。他の方も言われているかもしれませんが、私個人としては「高血糖病」という病名がいいなと思っています。

糖尿病という少し嫌われる感じの病名のほうが、糖尿病患者増加の歯止めになっているかもしれません。

２型糖尿病の友人たちは、糖尿病の宣告を受けた時、ほとんどの人がかなり頑張って、食事制限や運動療法をして血糖値を下げて「治った」と言っています。いつものように「治りません。」と突っ込んでいますが、本当に皆さんが声を揃えます。

糖尿病が嫌なんですね。

話を戻して何故、人前で注射を打たないのかと言いますと
・食前にお腹を出して注射するとは何事かというマナーの問題が一番大きいのではないでしょうか?
・この人病気?と思われるのが嫌。
・違う病気の薬中毒と思われるのが嫌。

上記はすべて、注射する側の意見です。家族の中に誰か糖尿病患者がいればなんともないと思いますが、注射しているところを見たことがない人はどういう感情になるのでしょうか?

私の家族は慣れているので何とも思わないとはっきり言ってくれます。私も妻も父型、母型ともに誰も糖尿病になっていないのです。特別なのが嫌です。

現代病ですから現在は認識されるようになりました。そういう理由があって発病から外食はほとんどコンビニに行って車中でインスリン注射をして食事していました。

しかしコンビニ弁当で栄養が偏ったりしますから、今は出来上がりが早い牛丼屋のチェーンで良く食事をします。

食事が早く出てきますから、車中でインスリン注射を打ってから店内に行けます。車内で打たないときは、手洗いでインスリン注射をしています。

糖尿病になったときに自分でいい解釈をしたのは、これから年を取っていくのだから暴飲暴食しないようにとか、体を鍛えるようにとご先祖様が警告でこの病気を授けてくれたとか冗談でよく言っていました。

今は冗談ではなく本当にそうだと思っています。

私は50歳を超えてからの１型糖尿病になりましたからいいのですが、TVやYou Tubeで1型糖尿病の子供たちを見ると胸が痛くなります。

若いですから動きも激しいと思いますので高血糖時と低血糖時の差が非常に大きいと思うのです。

低血糖になった時の脱力感が分かりますから、いつもブドウ糖を携行してインスリン注射をしている姿はとても痛々しいのです。

私自身が不整脈という病気で左胸にペースメーカーを植込んでいるもので身近という理由でペースメーカーを植込んでいる子供たちも気の毒です。

私達、おじさんやおばさん以上の人たちは左胸にペースメーカーを植え込むのが一般的ですが、子供は動きが激しいのと両手を不自由なく動かすため、腹部にペースメーカーを植え込むと聞きます。

私も未だに左胸に違和感があるのとリード線をを一度、断線させていますから、大変さが良く分ります。電池交換の度に手術が私達より大変なのも気の毒です。

たくさんの病気の子供たちが、病気と戦ったり付き合ったりしないといけないと思いますが、頑張ってほしいと心から思います。

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 本日の血糖値と食事に合わせたインスリン注射量です。

インスリン量(単位)

本日のデータ(朝食前血糖値を解かりやすくするため、昨夕からとします)

・昨夕が高血糖にかかわらず、今朝の血糖値は良いほうなので昨日の持続性と超即効型のインスリン量はベストだったのが分かります。

・今日は午後一まで結構きつい現場作業でしたが、低血糖にもならず、昼食前血糖値も高いくらいでした。

・午後から何もしていないのとインスリン注射料を普通より1単位増やしたので夕食前血糖値は良好でした。。