胃潰瘍、胃がんの原因はストレスや飲酒や喫煙でない話

5月12日と13日の二日間で、貯水槽清掃作業監督者の再講習に行ってきました。

再講習が4回目なので、また睡魔との戦いだと、覚悟して講義を聞いていたのですが、興味深い話ばかりで、思わず聞き入ってしまう講義内容に満足しました。

今まで、いろいろな講習は、受講してきましたが、講師の方々の話が、その昔と違い、テキストを淡々と説明するのではなく、自分が研究所等に努めていた時のハプニングとか知り得た事実、培った知識を隠さずに紹介されるので、面白い内容になってきました。

貯水槽の清掃と胃潰瘍や胃がんの話がどのように結びつくかが、面白かったのです。

歴史は、日本が、第二次世界大戦で敗戦したことから始まります。

戦後、進行してきた当時のアメリカ軍(GHQ)は、井戸や川の水を引用していた日本人に驚き、推奨か強要かは不明ですが、飲料水を塩素消毒するように迫ったということでした。

なるほどそういうことがあったのかという驚きです。

その後に時は経って、昭和32年に日本も本気で飲料水(上水)の塩素消毒を義務化することになります。

それまでは、食あたりや水当たりがあったはずですが、腹痛原因がウイルスや、細菌または微生物の仕業ということは分からなかった時代のことです。

簡単に言えば、腐ったものを食べけば、おなかを壊すようなことでは、なかったでしょうか?

その後、胃潰瘍とその悪化による胃がんの原因が、ヘリコバクター・ピロリ菌であることが立証されるまで、胃潰瘍は、ストレス、飲酒、喫煙が原因と言われ、本当の原因は不明だったそうです。

一説にストレスが胃潰瘍原因と言われる時代がありましたが、今は言われません。飲酒もそうですが、喫煙に関しては、胃潰瘍に非常に悪いと医師が言うようです。

結局のところ、喫煙は絶対に良くないことと言うことです。

その昔に外国で、衛生上、緩和式浄水方式が取り入れられ、日本も全国に同じく、この浄水技術で、飲料水を供給してきました。

その後は、人口の増加と高度成長時の大量な水の供給で、外国に倣って急速浄化方式になったため、塩素消毒が一般的になりました。

1964年の東京オリンピックを知っている世代は、ピロリ菌感染率が高いといわれています。一方、誕生年が1980年以降の方の感染率は20%~30%、2000年以降の方の感染率は5%~10%とされています。

胃がんのリスクを低下させるために─検査の重要性について

この塩素消毒された飲料水のおかげで、それまで、人の体の中で共生していたウイルス、細菌、微生物が住めなくなったということです。ヘリコバクター・ピロリ菌もそのうちの一つだそうです。

消毒された、飲料水だけ飲んでいれば、ヘリコバクター・ピロリ菌は胃の中にいないのですが、昭和40年生まれまでの方は、知らずに飲んだ、井戸水、河川等の水、山水でヘリコバクター・ピロリ菌に感染していて、免疫力が低下していた場合、胃潰瘍になるようです。

一度体の中に入ったヘリコバクター・ピロリ菌は、後から飲む消毒された飲料水では、死滅させられないので、このヘリコバクター・ピロリ菌を除菌治療されるようになったということです。

小さなころから、塩素消毒された水を飲み続けている若い世代は、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染していないので、胃潰瘍になりにくく、胃がんにもなりにくいことが分かりました。

ヘリコバクター・ピロリ菌が知られていない、私の小学生の頃に学校側で実施するギョウチュウ、回虫の検便検査がありました。サナダムシは滅多なことでしかなかったのですが、ギョウチュウはまだに発見されていた時代でした。

農薬がない時代の懐かしい話です。

考えてみれば、まだ近い昔に、保菌者や保虫者が、たくさんいたということです。

このように、原因が分かって治る病気ならいいのですが、今回の新型コロナは、原因が分かっても、治療方法がまだない病気は非常に困ったものです。

何百万年のヒトの歴史の中で、僅か数十年前から、塩素消毒された水道を飲み続けてきたことが現代にとって貴重な時だったと思います。

もちろん、塩素自体もヒトには、微弱ながら有害なことも確かなことです。

本日のデータ(食前血糖値を分かりやすくするため、昨夕からとします)

・昨夕食:鶏のから揚げ、サラダ、納豆、ご飯一膳160g。

・朝食前血糖値はほぼ良好で、133mg/dlでした。
・朝食:菓子パン、ヨーグルト。
・午前中は貯水槽清掃作業監督者の講習でした。

・昼食前血糖値は高く、208mg/dlでした。
・昼食:菓子パン、ヨーグルト。
・午後からも、貯水槽清掃作業監督者の講習でした。

・夕朝食前血糖値は高く、284mg/dlでした。(昼食時の菓子パンは、高カロリーでした)。
・夕食:ポテト、ミンチとキャベツのみそ炒め、味噌汁、サラダ、ご飯一膳160g。

2021-05-13血糖値食事即効性インスリン
注射量
持続性インスリン
注射量
今朝時381鶏のから揚げ、サラダ、
納豆、ご飯一膳160g
1820
今朝時133食パン1枚、サラダ、ヨーグルト11
今昼時208菓子パン、ヨーグルト12
今夕時284ポテト、ミンチとキャベツのみそ炒め
味噌汁、サラダ、ご飯一膳160g
1719
昨日のデータ(食前血糖値を分かりやすくするため、昨夕からとします)

・昨夕食:天津飯。ハムサラダ。

・朝食前血糖値は良好で、110mg/dlでした。
・朝食:食パン1枚、サラダ、ヨーグルト。
・午前中は貯水槽清掃作業監督者の講習でした。

・昼食前血糖値は、69mg/dlでした。
・昼食:菓子パン、ヨーグルト。
・午後からも、貯水槽清掃作業監督者の講習でした。

・夕朝食前血糖値は高く、381mg/dlでした。(昼食時に低血糖だったので、インスリン注射量をし忘れました)。
・夕食:鶏のから揚げ、サラダ、納豆、ご飯一膳160g。

2021-05-12血糖値食事即効性インスリン
注射量
持続性インスリン
注射量
今朝時190天津飯。ハムサラダ1416
今朝時110食パン1枚、サラダ、ヨーグルト11
今昼時69菓子パン、ヨーグルト9
今夕時381鶏のから揚げ、サラダ、
納豆、ご飯一膳160g
1719
一昨日のデータ(食前血糖値を分かりやすくするため、昨夕からとします)

・昨夕食:洋食の総菜、ごはん一膳160g、味噌汁。
シュウマイ、味噌汁。

・朝食前血糖値は少し高く、144mg/dlでした。
・朝食:食パン1枚、サラダ、ヨーグルト。
・午前中は、点検作業でした。

・昼食前血糖値は少し高く、149mg/dlでした。
・昼食:カップ麺、ヨーグルト。
・午後からも、緊急現場作業でした。

・夕朝食前血糖値は高く、190mg/dlでした。
・夕食:天津飯。ハムサラダ。

2021-05-11血糖値食事即効性インスリン
注射量
持続性インスリン
注射量
今朝時199洋食の総菜、ごはん一膳160g、味噌汁1517
今朝時144食パン1枚、サラダ、ヨーグルト11
今昼時149カップ麺、ヨーグルト11
今夕時190天津飯。ハムサラダ1416
二昨日のデータ(食前血糖値を分かりやすくするため、昨夕からとします)

・昨夕食:豆ごはん一膳160g、豚バラ茄子、
シュウマイ、味噌汁。

・朝食前血糖値はほぼ良好で、131mg/dlでした。
・朝食:食パン1枚、サラダ、ヨーグルト。
・午前中は、現場作業でした。

・昼食前血糖値は低く、59mg/dlでした(良く動いたので、低血糖になりました)。
・昼食:「丸亀うどん」おろしうどん。
・午後からも、現場作業でした。

・夕朝食前血糖値は高く、199mg/dlでした。(昼食時に低血糖だったので、インスリン注射量が少ないとうどんいっぱいでも、このように低血糖になります。)
・夕食:洋食の総菜、ごはん一膳160g、味噌汁。

2021-05-10血糖値食事即効性インスリン
注射量
持続性インスリン
注射量
今朝時116豆ごはん一膳160g、豚バラ茄子、
シュウマイ、味噌汁
1416
今朝時131食パン1枚、サラダ、ヨーグルト11
今昼時59おろしうどん9
今夕時199洋食の総菜、ごはん一膳160g、味噌汁1517

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